事例研究 ビックカメラ売上増

ビックカメラは今年の4月、2019年8月期第2四半期決算説明会開き、連結決算の売上高が4418億9700万円と前年同期より6.5%増加したことを発表した。
ビックカメラの宮嶋社長は「PayPayをはじめキャッシュレス決済サービスで各社が行った消費を促すキャンペーンが売上を牽引した」と述べている。
ビックカメラはPayPay効果により、2018年12月に例年の20%以上の売上をあげることができた。月次売上報告での品目別売上高では、「音響映像商品」、「家庭電化商品」、「情報通信機器商品」、「その他の商品」の4項目の商品全てが前年度より10%上がっていることが示されている。
ただ、同じくPayPayを導入したヨドバシカメラとのポイント還元競争により、売上に比べ利益の伸びは限られた。しかし、キャンペーン期間中初めてビックカメラで買い物をした顧客は平時の2倍になっている。これらのことから新規顧客の再来店やネット通販の拡大が期待できる。

・ビックカメラ売上増加

https://www.bcnretail.com/market/detail/20190419_115346.html

https://messe.nikkei.co.jp/rt/i/news/139345.html

・ビックカメラ月次売上

https://www.biccamera.co.jp/ir/monthly/201908.html

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す