米、AIを使った軍事利用を急ぐ

米国防総省が人工知能(AI)の軍事利用を急いでいる。関連予算を積み増し、戦闘能力への活用を最優先課題に掲げた。JAICのシャナハン氏は開発を急ぐ理由として中国やロシアの急速なAI開発を挙げ、特に「中国は自律型兵器から指揮統制への活用まであらゆる軍事利用を目指している」と語った。新米国安全保障研究所(CNAS)のケイニア研究員は米国は抑止力を維持・強化するため「中国に対抗し、指導的地位を競う必要がある」と強調する。米国はAI開発への投資を強化するとともに「同盟国やハイテク業界と連携することが重要だ」と話している。

(2019年10月3日日本経済新聞7頁)

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