卒論 事例紹介

主張:シェアリングエコノミーにシフトすることでハイパー消費を止め、循環型社会に近づく。

①カーシェアリング (パーク24)

カーシェア最大手のパーク24によって、自社所有やリースが主流だった営業車を、カーシェアで置き換える企業が相次いでいる。平日の稼働率を高めるため法人顧客を開拓し、同社のカーシェア車両一台当たりの営業利植木は二年前の2倍に増えた。

2年前からパーク24のカーシェアサービス「タイムズカーシェア」を使い始めたというみずほ証券は、固定費の削減に成功した。それまで全国でリース車を1100台抱えていたため、リース費に加え駐車場代やガソリン代など、一台当たり5万円ほどの維持費がかかる。
 カーシェアは駐車場を借りずに済み、10分~15分単位で炉用時間に応じた料金を支払えばよい。固定費がかからず、月十数時間までの利用であればリース車よりも安く使える。みずほ証券は2年で270台ほどのリース車を減らし、毎月約500万円の支出を減らせた。
 コスト意識を強める企業にとって、リースよりもカーシェアが有力な選択肢になってきた。
 最大手であるパーク24はカーシェアを含むモビリティ事業が好調で、2018年11月~19年4月期の連結売上高は前年同期比8%増の1541億円。上記として過去最高を更新した。同社は利用率の偏りといった課題を抱えていたところ、法人に目を向けることで休日だけでなく平日の利用を一気に増やした。法人会員は過去3年でほぼ倍増し48万人に達した。(2019.08.09日本経済新聞 12ページ) 

https://t21.nikkei.co.jp/g3/ATCD017.do?keyPdf=20190802NKMTJ110144291%5CNKM%5C12%5C12%5C001%5C%5C1911%5CY%5C%5C2019%2F0802%2F20190802NKMTJ110144291.pdf%5CPDF%5C20190802%5C91519414&analysisIdentifer=&analysisPrevActionId=CMNUF10

②おもちゃのシェアリング(トイサブ!)

 トラーナ(東京・中野)が運営する「トイサブ!」は知育玩具の定額制レンタルサービスを行う。0~3歳が対象で、月齢に合わせた玩具が4~6種類(1万5000円相当)届く。交換のタイミングを45日、隔月、半年から選択し、料金は隔月コースの場合で月額3240円(税別)。高価な知育玩具でも必要な期間だけ手軽に利用できるのが利点だ。
育児市場では子供の成長に応じて短期間にニーズが変わるため、親にとっても負担が大きい。PwCコンサルティングの調査では、乳幼児・未就学児の子供がいる人のシェアリングエコノミーの利用経験は24%と、子供がいない人(14%)より高きという結果が出た。同社の野口功一パートナーは、「子供の成長に伴い生活が変化しやすい子育て世代は、モノを持たないほうがいいという意識が強い」と指摘する。(2018.12.12 日本経済新聞 1ページ夕刊)

https://t21.nikkei.co.jp/g3/ATCD017.do?keyPdf=20181222NKEMM020023021%5CNKE%5C1%5C1%5C001%5C%5C1484%5CY%5C%5C2018%2F1222%2F20181222NKEMM020023021.pdf%5CPDF%5C20181222%5Cbbe90520&analysisIdentifer=&analysisPrevActionId=CMNUF10

③フードシェアリング(リアーズ)

飲食店関連サービスのリアーズ(大阪市)は飲食店の食品ロス削減を支援する。予約のキャンセルなどのため余った料理を消費者に提供する仕組みを開発し、専用アプリを活用したサービスを提供し、飲食店はこれにより集客効果を見込める。
 まず、飲食店と消費者が専用アプリ「フードパスポート」に登録する。印書幾点は仕込みすぎたものやキャンセルが出て余った料理を撮影し、アプリに写真やメニューの内容、提供に知事、提供可能人数儒などを掲載して来店者を募る。
消費者はアプリで現在地に近い提供天や料理を検索できる。月額2980円(税別)の利用料を払えば、1日1食限定で利用可能。消費者は別途、1ドリンクを注文する必要があるものの、月額利用料だけで掲載料理を食べることができる。アプリの利用料の3割を来店者数に応じて飲食店に配分する。(2018.10.20 日本経済新聞 10ページ)

https://t21.nikkei.co.jp/g3/ATCD017.do?keyPdf=20181020NKLLKB90107060%5CNKL%5C10%5C10%5C001%5C%5C411%5CY%5C%5C2018%2F1020%2F20181020NKLLKB90107060.pdf%5CPDF%5C20181020%5Cea4011d4&analysisIdentifer=&analysisPrevActionId=CMNUF10

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す