中部空港、LCC向けターミナル開業

中部国際空港で9月20日、新たに格安航空会社(LCC)向けの第2ターミナルが開業した。LCC向けの大型ターミナルは関西国際空港、成田空港に続き国内3カ所目。国際線の旅客施設使用料は1300円(税込み)と、第1ターミナルの半額程度に抑えた。格安でサービスを提供するLCCのビジネスモデルに合わせた。中部空港全体の発着便に占めるLCCの比率は17%と、関空や成田に比べ高くない。犬塚力社長は「LCCの誘致で訪日客を取り込めば、免税店や商業施設の売り上げにもつながる」と期待する。羽田や成田の利用者を中部に誘導できれば、周辺地域の観光振興につながる。地域の経済成長に大きな役割を担う中部空港の今後の戦略が問われる。(10/7 日本経済新聞27面)

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