EU、難民受け入れ分担案を検討へ

9月23日にマルタで開いた会合で仏独伊とマルタの内相は難民受け入れの分担案で合意した。地中海などから流入する難民の受け入れでイタリアなどの沿岸国に負担が集中する現状を改め、EU全体で難民を分担する計画だ。10月7日からルクセンブルクで開く内相理事会にこの案を提示し、EUとしての合意につなげたい考えだ。現状では少なくとも独伊など4カ国を含む10カ国が受け入れ意向を示したが、ハンガリーやチェコ、スロバキアなど東欧諸国の反難民の態度は変わらず、今回の改革案でまとまるかはなお流動的な要素が残る。
(2019/10/01 日本経済新聞 朝刊)
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