米国務次官補 欧州側に圧力の同調を

トランプ米政権で軍縮や核不拡散を担当するクリストファー・フォード国務事務官補が8日、朝日新聞のインタビューに応じ、イランのウラン濃縮について「全く容認できない」と強調し、合意維持を目指す欧州側に対し「厳しく対応しなければ恥だ」と述べイランへの圧力を強化する米国に同調するよう訴えた。核合意当事国の欧州側はこれまで米国の一方的な核合意からの離脱を批判し、イランへの支援策を模索していたが、イランが合意の制限破りを始めたため、難しい立場に置かれている。国際原子力機関は10日に特別理事会を開くが、米国 イランの激しい討論が予想される。フォード氏は「国際社会の全ての責任ある当事国が我々の側につくことを望む」とし、欧州や日本を含む参加国に「イラン包囲網」に加わるよう求めた。

(朝日新聞朝刊7/10 9面)

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