パンプス強制 パワハラか

職場で女性にのみにパンプス着用を強制することを企業に禁じるよう求める声が上がる中、5日の衆院厚生労働委員会で、根本匠厚生労働相は、状況によってはパワーハラスメントに当たるとの見解を示し、「足をけがした労働者に必要もなく着用を強制する場合などはパワハラに該当しうる」と答弁した。窓口業務や販売、接客などの業種では女性のパンプス着用がルールとされているが、歩きにくく、足の変形や体のゆがみなど健康被害につながる恐れもある。今年1月、女優でライターの石川優実さんがツイッターで、「仕事で女性がパンプスをはく風習をなくしたい」と訴えたことがきっかけで、共感が広がった。

(2019/6/6 毎日新聞22面)

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