IT企業のサンロフトや焼津信用金庫、焼津商工会議所などが組織する「IT経営フォーラム」は20日、焼津市内の店舗と電子地域通貨システムを構築すると発表した。20日、同市内で開いたイベントで来場者にデモンストレーションとして300コインを贈り、買い物を体験してもらった。店舗で示すQRコードをスマホなどで読み取れば決済ができる。店舗側もコストをかけず簡単に導入でき、クレジットカードより低い手数料を想定し利便性を高める。正式な導入時期は未定だが、今後は運営主体の利便性の高い仕組み作りを進め、地域独自の運用方法も検討する。
11/21 日本経済新聞 6ページ