ケーススタディ④宮城県仙台市:官民一体でスポーツ都市を目指す

【経緯】
仙台市では、2005年にプロ野球に新規参入した「東北楽天ゴールデンイーグルス」、Jリーグに所属する「ベガルタ仙台」、バスケットボール・Bリーグの「仙台89ERS」と3つのプロスポーツチームが存在し、年間を通してスポーツ観戦を楽しめる街として知られている。また、3つの球団に官民一体となった支援組織が存在する日本唯一の街でもある。その強みを活かし、プロスポーツの支援、スポーツイベントの誘致などを通じて交流人口拡大と地域経済活性化を図り、人とまちの元気を育む「スポーツシティ仙台」の実現を目的として2007年に「仙台プロスポーツネット」、2014年には「スポーツコミッションせんだい」が設立された。
【実施内容】
仙台プロスポーツネットでは、3つのプロスポーツチームの連携を進め、一体となって情報発信や誘客を行っている。現在までの主な活動としては、①3チーム合同のPRポスター作成や観戦キャンペーン、情報サイトの運営②仙台市への転居者に向けた招待チラシの配布③市内商店街でのイベント開催など官民一体でのアプローチが挙げられる。
スポーツコミッションせんだいは、スポーツチーム、行政に加え商工・観光団体、運輸・旅行団体、大学、報道機関など、各種団体が集まって構成されている 。主な活動としては、プロスポーツスポーツイベント開催に対する支援、大学と連携した「みやぎジュニアアスリートの育成セミナー」の開催や、プロスポーツの公式戦に合わせた地元商店街でのイベントの開催、「ゼビオアリーナ仙台」、「ユアテックスタジアム仙台」、「宮城県総合運動公園」といった豊富なスポーツ施設を活かした国際試合の誘致などを行っている。
スポーツコミッションせんだいHP http://www.scs-sendai.jp/index.php
仙台市HP

http://www.city.sendai.jp/sports-jigyo/kurashi/manabu/sports/net/index.html

仙台プロスポーツネット http://www.prospo-sendai.jp/about-sendai-prosports-net/

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