プラ粒子 深海魚の体内に付着

世界的な海洋汚染が問題になっているプラスチックの微粒子マイクロプラスチックが、陸部から遠く離れた大西洋の深さ300〜600メートルにいる深海魚の体内に蓄積していると、アイルランド国立大の研究グループが15日までに突き止めた。検出率は全体の70%超と高く、調査した七種全てから見つかった。いずれも資源量が多い魚で、マグロやイルカ、海鳥などの餌となり、食物連鎖の中で重要な役割をがある。グループは「マイクロプラスチックにはポリ塩化ビフェニール(pcb)などの汚染物質が吸着し、高濃度になりやすい。深海の生態系や魚を食べる人間の健康にも悪影響を与えかねないと警告した。
(日本経済新聞 2018/7/1?)

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