シャープ パソコン事業再参入

シャープが台湾の鴻海精密工業の傘下入りして8月で2年を迎えるのを前に、成長戦略を打ち出した。5日には東芝のパソコン事業買収と公募増資を軸に最大2千億円の資金を調達することを正式発表した。シャープは「メビウス」ブランドで展開していたパソコンから2010年に撤退したが、この度パソコン事業を手掛ける東芝子会社の株式80.1%を10月をめどに取得し、パソコン事業に再参入する。シャープは買収後も「ダイナブック」ブランドを維持し、鴻海の圧倒的な部品調達力と生産力で収益化する戦略だ。

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日本経済新聞 6月6日 朝刊

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