パナソニック、新製品を素早く開発

パナソニックは個性的な家電製品やサービスを素早く開発する体制への移行を進める。従来は3~5年かかっていた新製品開発を1年未満に短縮する。これまでは入念な市場調査や社内の検討を重ねてきたため、品質は安定する一方で開発が長期化し個性的な商品が生まれにくかった。そこで試作品を迅速に世に出し、改良を重ねる「アジャイル開発」と呼ばれる手法を取り入れる。大きな市場を狙わず、ターゲットを絞り込んだ家電やデジタル小物などを想定する。従来の万人受けを狙う開発とは一線を画す手法を広げる狙いだ。

日本経済新聞 5月27日朝刊 7面

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