ノーベル文学賞 見送りを発表

ノーベル文学賞を選考するスウェーデン・アカデミーは4日、2018年の受賞者発表を見送り、来年に先送りすると発表した。17年秋、同アカデミーの女性社会員の夫による複数の女性へのセクハラや性的暴行、情報漏洩の疑惑が浮上し、現在は発表を行う状況にないと判断した。文学賞で受賞者が決まらないのは1949年以来であり、選考主体のスキャンダルによる見送りは極めて異例。文学の最高権威は前代未聞の不祥事に揺れている。
(日本経済新聞 2018/05/09 三面)IMG_2716

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