熟成肉 認証制度の対応急ぐ

肉を寝かせることでうまみが引き出されるといわれる熟成肉が、近年人気を博している。しかし、間違った認識をもつ事業者もあり、食中毒事件が起きれば提供禁止になる可能性もある。農林水産省は2015年にドライエイジングビーフに対し規格措置を検討したが、製法が業者によって異なり、うまみ成分をどうやって測定するかでも意見が分かれ、見送った。相次ぐ問題指摘に任意団体などで独自の基準を設ける動きも出てきている。業界では新技術の導入や、認証制度など対策を急いでいる。

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20185月9日 日本経済新聞20面 朝刊

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