東京都の「新」子ども貧困対策事業

東京都は2018年度、都内で食事を満足に与えられていない子どもたちの解消を目的に、区市町村や民間団体、社会福祉協議会と協力し、フードパントリー設置事業を新たに始める。食品の貯蔵庫という意味をもつパントリーを拠点に、子ども食堂や生活に困っている人に食料を提供する仕組みだ。食べられるのに余っている食品を収集している民間のフードバンクと異なる点は、子どもや保護者から困りごとを聞き取り、状況に応じて区市町村に繋げる点で、子どもの貧困対策が主な事業目的となっている。

(「日本経済新聞」2018年4月18日 水曜日 29面)

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