著作権保護か通信の秘密の保護か

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NTTグループは23日、漫画やアニメを作者に無断で掲載する「海賊版サイト」に対し接続の遮断を実施すると発表した。対象は政府が悪質と判断した「漫画村」などの3サイトだ。これに対し日本漫画協会などは歓迎しているが、ネット業界などの間では憲法で保障する「通信の秘密」を侵害するおそれがあるとの慎重な声も広がる。コンテンツの権利侵害への対処かそれとも「通信の秘密」の死守か。通信大手の間でも意見は分かれている。

4月24日 日本経済新聞 朝刊 13面

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