セブン&アイ・ホールディングスは8月からNECと組み、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の充電に電子マネー「ナナコ」を使えるようにする。セブン&アイ傘下のスーパーや百貨店など約40店舗に設置している約3千基の充電器(国内充電器数の約1割)が対象となる。充電料金の支払いでクレジットカードを使う場合、カード会社に専用パスワードを問い合わせるなど手間がかかり、自動車会社の充電用カードも会員登録や月会費支払いなどの必要があった。その手間を省くことができるようにすることで普及を促す。
2017/07/05 日本経済新聞