有効求人倍率上昇 売り手市場へ

厚生労働省が30日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は1・48倍と、バブル経済期の水準を超えた。1974年2月以来、43年ぶりの高さで、空前の「売り手市場」となっている。労働市場の逼迫感は強く、4月の正社員の有効求人倍率は統計を取り始めた2004年11月以降で最高の0・97倍と1に近づき、、正社員に絞った有効求人倍率も初めての1倍超えが視野に入る。企業が長期的な人材確保を意識して正社員の採用を積極化し、賃上げに勢いがついてくるとの見方も出ている。

2017/5/31 日本経済新聞

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