スカイツリー開業5周年 下町は五輪控え魅力アップを急ぐ

東京スカイツリーは22日、開業5周年を迎えた。東京の新たなシンボルとして多くの観光客が集まるが、お膝元には開業時や開業前ほどの熱気はない。開業前、周辺の商店街にはツリーの建設風景を一目見ようと全国から観光客が押し寄せた。しかし開業後、観光客はツリーと直結する「東京ソラマチ」にばかり足を運ぶようになった。外国人観光客も浅草や両国に移動してしまうという。危機感を持つ墨田区や商店街では電線を地下に埋め、道路の両脇を花で彩るなどスカイツリーを生かした景観アップに取り組み、五輪を控え、さらに増えると予想されるツリーを目指す観光客に向けて「足を運びたくなるまちづくり」を進める。
5/19 日経夕刊

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