がん 悪化原因の細胞発見

がんや腸炎などの病気を悪化させる原因となる白血球のもとになる細胞を発見したと、東京医科歯科大の樗木教授の研究チームが16日付米科学誌イミュニティ電子版に発表した。白血球の一種である単球ががん細胞に入りTAMという細胞に変わることでがん細胞が増殖することがわかっていたが、TAMがどのようにして作られているのかはわかっていなかった。実験の結果、単球だけを数多く作り出す「cMoP」という細胞を発見した。樗木教授は「cMoPの働きを止めると単球が作られなくなり、その結果がん細胞の増殖や炎症の悪化を止められるかもしれない」と話した。

毎日新聞5/17

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