ゲノム編集特化機関、日本に設立

大阪大学がゲノム編集技術の利用支援や研究に特化した拠点「ゲノム編集センター」を設立した。ゲノム編集の研究拠点を常設するのは日本初だ。人間の様々な病気を再現したり治したりした動物の細胞や受精卵を使って研究し、将来は筋ジストロフィー等難病の治療への応用も目指す。ゲノム編集は2012年に登場したクリスパー・キャス9という技術が従来に比べ高い効率で狙った遺伝子を操作でき、難病治療や品種改良作物への応用が期待されるが、基礎研究や臨床応用では欧米に遅れをとっている。

2016.12.15 日経産業新聞

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