対温暖化の植物、ゲノム編集で開発すすむ

徳島大がゲノム編集技術を使い乾燥に耐える植物を作る実験に成功し、愛媛大では遺伝子操作で乾燥や塩害に強いイネを開発するなど地球温暖化による将来の気候変動に強い農作物の開発に大学が力を入れている。徳島大では最新の編集技術クリスパー・キャス9を使い、葉の裏の気孔を開閉するたんぱく質の働きを抑制することで日頃水分を放出している気孔を閉じやすくし水分を失い難くした。生育に影響はなく、様々な植物に応用して中東やアフリカなどの乾燥地での実用化を狙う。

2016.11.21 日本経済新聞

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