四国 訪日客の宿泊41%増

四国でインバウンドの集客が引き続き好調だ。観光庁の統計から集計した4県の今年1~9月の外国人延べ宿泊者数は44万6570人泊と前年同期より41%増えた。この四国全体の伸び率は全国の12%を上回った。中でも、香川県の伸び率は53%と最も高かった。これは香川県を中心に開催された瀬戸内国際芸術祭が後押しした。来場者約100万人の1割以上が外国人だった。しかし、アジアへの旅行経験者に実施した調査によると、四国の認知度は14%と日本の他地域と比べ低い。経済効果が大きいインバウンドのさらなる呼び込みには、観光情報の発信や多言語対応の強化など、より細やかな集客策が求められる。

2016年12月2日 日本経済新聞

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