事業収入が全収入の94%!「事業収益型NPO」 NPO法人クロスフィールズ

2011年設立に設立されたNPO法人で、企業を相手に「留職」をサービスとして提供。「留職」とは、企業で働く人材が新興国のNPO等へと赴任し、一定期間、本業で培ったスキルを活かして現地の人々とともに社会課題の解決に挑むプログラムのことであり、2013年11月時点で5か国25名の派遣実績がある。「留職」サービスを提供するクロスフィールズに企業側が対価を支払う。派遣企業にとっては、人材の育成や組織の活性化というメリットがあり、クロスフィールズは、留職プログラムを経験した個人や組織の変化を通じて目指すべき社会の実現を成し遂げていく。

<事業内容>

・新興国「留職」プログラムの企画・運営事業

・BOP課題解決ワークショップの企画・運営事業

・法人(企業/非営利団体)向けコンサルティング事業

海外の社会問題解決を通して日本企業の従業員の育成を図るといった構図。あくまで「企業の利益」があって成り立っている。したがって日本の社会問題の解決に直結しないが、企業を「社会志向型」に導く人材が育成される、また、個人レベルでも「社会志向型」の方向に啓発できるといった点において、日本社会にも貢献していると言えるのではないか。

 

 

ソーシャルビジネス

図引用元:http://gakusei-kichi.com/?p=22913

参考:

「事業収入型NPO」の事業モデル http://drive.media/posts/2105

特定非営利活動法人クロスフィールズ http://crossfields.jp/aboutus/who_we_are/

「NPOの資金調達」の新たな形 http://drive.media/posts/3065

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