日本人のゲノムデータをAI解析し、データベース化

京都大学と富士通が日本人のゲノムデータをAIで解析し、病気との関連をまとめたデータベースをつくると発表した。AIに学習させるのは国立感染症研究所や国立がん研究センターなど国内11拠点に集まった日本人患者のゲノムデータで、発表済みの論文や医薬品のデータベースと照合し、遺伝子のタイプから効果的な薬の処方や病気の進行予測ができるシステムを目指す。従来手作業で調べていた遺伝情報と病気の関連にAIを使えば、作業効率は上がり、見過ごしていた因果関係も分かる可能性があるという。

2016.10.2 日本経済新聞

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