熊本大、日本人 英米人 会話理解に違い

人の話を聞く際に、日本人と英米人とで脳の情報処理が違うことが、熊本大のグループの研究でわかった。日本人は聞くことに集中するのに対し、英米人は相手の口の動きを見て音を予測している。 「マガーク効果」と呼ぶ有名な錯覚がある。「が」と発音する人の映像に「ば」という音声を重ねると、見る人には「だ」と聞こえる現象で、視覚に聴覚が影響されるため起きる。
日本人にはマガーク効果が英語圏の人に比べて起きにくいそうだ。

 

2016/10/17 日本経済新聞 朝刊 15ページ

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