ホワイト・ウォッシング、反発強まるアジア系

ホワイト・ウォッシングとは、原作では有色人種の役柄を映画では白人に変更をすることを指し、米ハリウッドでささやかれる言葉だ。興行収入を重んじる制作サイドとしては客を呼べる白人のスター俳優を起用しがちだが、アジア系俳優などから「チャンスが奪われている」と反発する声が強まっている。米映画界で最も最大な式典であるアカデミー賞も「白人偏重」の批判を受けており、主催者の「映画芸術科学アカデミー」は6月、白人以外の人種を中心に683人の新規会員を選出し、2020年までに女性や有色人種の会員を2倍にする方針を表明している。

8.14 日本経済新聞

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