英国、国民投票前の追悼休戦

英国で労働党の女性下院議員ジョー・コックスさんが銃殺された事件を受け、EU残留、離脱両派が運動を全面的に中止した。メディアは終日コックス議員を追悼し、その人柄や活躍を称え、またコックス議員の活動に度々寄せられた脅迫などについても報じた。犯行動機についてはまだ明らかでないが、逮捕された男には過激な排斥主義団体との繋がりが疑われている。離脱派は暴力否定の立場を明確にしているが、今回の悲報及び休戦が国民投票に影響を与えるのは必至だろう。

2016.6.18 日本経済新聞 総合面

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