日韓意識調査、経済不安が少子化加速

少子化が進む日本と韓国で、経済不安が少子化の最大の原因だと考える人が4人に1人にのぼることが、意識調査で分かった。日本では23・9%、韓国では25・8%が、少子化の一番の原因として「雇用不安・経済不安」を挙げた。日本の女性では、「非婚化や晩婚化」を最大の少子化原因とする人が26・6%で最多。1人の女性が生涯に産む子どもの数を表す「合計特殊出生率」(2015年)は、日本が1・46、韓国は1・24。日本では、経済状況の好転を背景に2年ぶりに上昇だが、政府が掲げる希望出生率1・8との隔たりは依然大きい。

日本経済新聞 2016年5月30日 朝刊 3面(総合)

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