酒の安売り規制へ

酒の過剰な安売りを規制する酒税法の改正案が、今国会で成立する見通しだ。法案は新たに「公正な取引基準」を定め、違反した場合免許取り消しなどできるようにする内容だ。目的としては規模の小さな街の酒屋を守るというものだが、一方従来なかった罰則が新設されるため経営努力による正当な安売りまで自粛する懸念も指摘されている。酒税法に詳しい三木氏は「小売店には専門店としての努力を促すべき。選挙が近いため業界にアピールするための法案ではないか」 と指摘している。

讀賣新聞 5月25日 朝刊 9面(経済)

 

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