南海トラフ地震起こす「ひずみ」初の実測分布図を公開

海保では2000年度から観測器を海底に置き、ひずみがたまる陸側と海側のプレート境目の動きを測定している。その結果、陸側プレートに置いた観測器が海側プレートの沈み込みとともに年間2~5・5センチ移動。ひずみの場所はほぼ、政府が南海トラフ巨大地震の震源域として想定する範囲内。ひずみの分布と地震の詳細な関連性はわかっておらず、海保の横田さんは「過去の履歴にない強いひずみが見つかった。今後、地震の評価に役立ててほしい」と話している。

朝日新聞2016年5月24日

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