電通大 AI技術で自分の声を他人そっくりに

電気通信大学の中鹿亘助助教は自分の声を他人の声そっくりに変換できる技術を開発した。AIに8人が読み上げたそれぞれ別の約20の文章を読み込ませ、AIは高さや長さなどの音情報と声質を分離、人の脳を真似て情報処理する深層学習と呼ばれる技術で声質の特徴を抽出し、データベース化する。このデータを元にマイクに吹き込んだ声から自分の声を削除し、別人の声質を容易にのせられる。この技術によって、亡くなった声優の声でアニメ番組を作るなどが可能になる。現在企業と協力して実用化を目指している。

2016.5.16 日本経済新聞 朝刊 15p

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