都市に広がる外来種(1)オカダンゴムシ

2015/02/22 日本経済新聞
「身の回りのダンゴムシは外来種だ」と福岡教育大学の唐沢重考准教授は説明する。欧州にいた「オカダンゴムシ」で、明治時代以降に日本へ渡ってきたと考えられている。
在来のダンゴムシはやや小型で、湿った場所を好み、森林にすむ。オカダンゴムシは乾燥している市街地の駐車場などでも生き延びられる。宅地開発などでオカダンゴムシが住みやすい環境が増えたことで全国に広がった。
外来種というと在来種を追いやる迷惑な生物という印象があるが、今のところ在来種とはすみ分けができているようだ。

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