訪日外国人が300万人を突破

1990年11月28日 朝日新聞朝刊

今年に入ってから観光や仕事などで日本を訪れた外国人の数が、27日までに300万人を突破したことが、運輸省の外郭団体・国際観光振興会の調べで確実になった。同振興会によると、東京オリンピックの1964年に35万2000人だった訪日外国人は77年に初めて100万人を突破。84年に年間200万人を超えて以来、急激な円高のために一時は低迷したが、昨年韓国が海外渡航の完全自由化に踏み切ったことなどで、再び増加にはずみがついたという。訪日外国人が今年1年間に国内で使う金の総額も過去最高の6000億円に達する見込み、という。

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