牛乳、給食で出さず別時間に提供

2015/06/30 朝日新聞 33ページ
新潟県の三条市教育委員会は、9月から牛乳を全小中学校30校の給食の献立から外し、給食と別の時間に「ドリンクタイム」を設けて提供する方針を固めた。
市教委は2008年度から食育と健康づくりの一環として、小中学校での完全米飯給食を始めた。昨年度「米飯給食と合わない」などの理由から試験的に給食から牛乳を外し、牛乳以外の食材で必要なカルシウムやたんぱく質を補える献立を検証したところ、煮干しの粉や大豆で必要なカルシウムやたんぱく質を摂取できるが、メニューに限りがあるなど課題も浮上した。このため、献立は牛乳が出ていた時と同じとし、牛乳は給食時に出さず別の時間に提供するという。

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