原発PR看板 遺構に

2015年6月8日 毎日新聞 夕刊

東京電力福島第1原発がある福島県双葉町が、27年前設置した原発推進の標語を記した看板の撤去を計画していることを巡り、小学生時代に標語を応募して採用された大沼勇治さんが「看板を震災遺構として現地に残すべきだ」として6502人分の署名を集め、いわき市の町仮庁舎で8日、伊沢史朗町長に手渡した。 今年3月の町議会で「撤去して保存を検討する」として撤去費用の予算案を可決していたが、署名を受け取った町長は計画を白紙に戻し、撤去の是非を再考する考えを示した。

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