消える15万席

2015年5月8日 日経流通新聞 1ページ

2020年の東京五輪に向けた準備や施設の老朽化により、コンサート会場が不足している。国立競技場などが建て替えとなるほか、一時的に改修・閉鎖する施設も相次ぐ。会場不足は来年にピークを迎え、約15万席が消える「2016年問題」と呼ばれ、関係者は対応に追われている。日本レコード協会によると、音楽コンサート市場は動員数の増加に加え単価上昇によりこれからも成長が見込めるという。会場不足は音楽業界にとって、せっかくの需要を取りこぼしかねない問題だ。

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