冷暖房の稼働が減る秋にもかかわらず、電力需給の逼迫と卸売価格の急騰が目立っている。10月には北海道で風力発電の出力低下と冷え込みが重なり、価格が秋として過去最高の1kWh105円を記録した。西日本でも季節外れの暑さで予備率が3%を切る事態が発生した。秋は夏と冬に備えて火力発電所の定期点検を集中させる時期だが、天候に左右される再エネルギーの拡大と寒暖差によって、安心とされた季節の電力運用が困難になっている。
2026/11/4 日本経済新聞
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