水素100%での直接還元鉄の試験製造

日本製鉄は、石炭ではなく水素100%を還元材とし、原料に低品位鉄鉱石を使った直接還元鉄の試験製造に成功した。製鉄業は二酸化炭素排出量が大きく脱炭素化が急務だが、水素単独での還元は炉内温度が下がりやすい上、安価で豊富な低品位鉄鉱石は粉化しやすい課題があった。今回、最適な熱補償と粉化を抑える操業技術により300時間超の連続稼働と1000トン超の製造を実現した。実用化に向けて、石炭に頼らない革新的製鉄技術の確立へ大きな前進となった。

2026/11/4   日本経済新聞

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