熱中症対策、全企業の義務化に

職場の熱中症対策が6月1日から強化される。全企業が対象で、熱中症の恐れがある労働者への対応手順などの作成と周知が義務化され、怠った場合は罰則がある。2020~23年に職場における熱中症で死亡した人や重篤化した状態で発見された人は増加しており、厚労省は「初期症状を放置し、対応も遅れている」という。そのため、熱中症の恐れがある労働者を早期に発見した場合に報告先となる担当者を決めることや緊急搬送する医療機関の連絡先や住所もあらかじめ労働者に周知することを義務化した。

日本経済新聞2025.5.18

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