大阪府・市、ギャンブル依存支援体制を強化へ

大阪府と大阪市は、2030年秋に開業予定のカジノを含む統合型リゾート(IR)に向けて、ギャンブル依存症の支援体制を強化する方針を発表しました。新設される「大阪依存症センター」(仮称)では、依存症に関する相談から回復支援までを一元的に行い、医師や専門知識を持つケースワーカーが対応します。IRの開業を巡り、住民からはギャンブル依存症への懸念の声があり、特に相談窓口の不足が指摘されています。府が2019年に実施したアンケートでは、「気軽に相談できる場がない」「どこに相談すべきか分からない」という意見が多く寄せられ、これに対応するための新たな支援体制が整えられます。

 

2024/08/07  日本経済新聞 地方経済面 関西経済  10ページ

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