17日投開票の兵庫県知事選はSNS上での支持が明暗を分けた。前知事の斎藤元彦氏らの街頭演説の動画が拡散し若年層の支持を集めた。最近はSNSを駆使して選挙戦で善戦する事例が目立つ。7月の東京都知事選での石丸伸二氏や10月の衆院選での国民民主党が代表的だ。日本がインターネットによる選挙運動を解禁したのは2013年。10年以上がたち国政選や地方選で主張を訴える主戦場の一つになった。特に10代から30代などの若年層をつかむためには欠かせないツールになりつつある。
2024年11月18日 朝刊
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