中国で結婚件数が減少

中国民政省によると、2024年1~9月の結婚件数は前年同期比17%減の474万組で、初めて500万組を下回った。結婚件数は2013年のピーク時から半減しており、経済低迷や若者の失業率の高さ、高学歴化による子育て費用の増大、価値観の多様化などが背景にある。政府は手続きの簡素化や奨励策を導入し、地方でも金銭支援を発表しているが、効果は限定的と見られている。中国は婚外子の比率が低く、結婚減少は少子化に直結する問題となっている。
2024/11/15 日本経済新聞 朝刊

カテゴリー: 新聞要約   パーマリンク

コメントを残す