北陸新幹線、延伸開業における弊害と利点

北陸新幹線の金沢―敦賀間が延伸開業し1カ月が過ぎた16日、運行するJR西日本は金沢―福井間を72万3000人が利用したと発表した。2023年の同じ時期でみると在来線特急の利用実績より26%増えた。新型コロナウイルス禍前の19年と比べても12%多い。

しかし、北陸新幹線の延伸開業によって関西から北陸への乗り換えは複雑化し、運賃の値上げへと繋がってしまった。その結果不満の声も上がっている。JRは全線開業に向かって動いているが、今のままでは20年以上敦賀止まりが続く。安定な財源があれば、全線開業が前倒しできるが、なかなか財源の確保が難しいところである。

日本経済新聞 4月23日 朝刊 2ページ

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