別府温泉で新規掘削を規制

国内有数の湧出量を誇る温泉地・大分県別府市で、4月から温泉の新規掘削が一部地域で認められなくなる。国の旗振りで地熱発電施設が増加し続けた結果、泉温低下が指摘され大分県が資源保護に乗り出した。市内にはすでに3ヶ所の特別保護区地域があるが、新たにに地域を指定する。指定は54年ぶりだ。全国ブランドの温泉を守る規制に「温泉は別府の命。仕方がない。」と発電事業者から諦めの声が漏れる一方、市内の温泉旅館やホテルは「温泉は限られた資源だと自覚しなければならない」と規制を歓迎した。

2022/3/6 読売新聞オンライン

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