スポーツ中継、ネット配信が主役も、収益化に課題

スポーツのインターネット配信の利用者数が世界で急増している。2030年には21年の5倍にあたる12兆円規模まで膨らむとの試算もある。今回のワールドカップを放映するために、サイバーエージェントのネットテレビ(Abema)が70〜80億円と推定される額を支払っているものの、放映権料の高騰などで収益化には課題も多い。

NHKが地上波で放映したワールドカップは、日本対ドイツ戦の番組平均世帯視聴率は35.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とW杯の日本の初戦では1998年以降で最低だった。これに対し、Abemaでは1日当たりの視聴者数が1700万人超と開設以来最高になった。

スポーツ中継、ネットが主役 アベマW杯日本戦4000万人視聴 「12兆円市場も」/放映権料高騰

2022/12/20 日本経済新聞 朝刊 3ページ 1246文字
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