日本初の商用地熱発電所 設備の更新へ

日本初の商用地熱発電所、松川地熱発電所が老朽化した設備の更新を進めている。新発電棟は地熱発電の仕組みを紹介する松川地熱館に似た、切り妻屋根のデザインを採用し、新冷却塔は高さ18メートルと小型化を図る。現在の出力は23500kWで、改修後は14990kWに減らし、安定して発電し供給する予定だ。また、同発電所では、使った蒸気を発電後に復水器で水にして蒸気の冷却に再利用しているほか、蒸気を吹き込んで熱水も作っている。その熱水を温泉号の住宅や病院、ビニールハウスの暖房の利用に使われている。

2022/11/10 日経速報ニュースアーカイブ

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