日立 デジタルツインで脱炭素

仮想空間に実物を再現する「デジタルツイン」を脱炭素に活用する動きが広がる。日立製作所は2024年度までに旗艦工場を再現して得たノウハウを、二酸化炭素(CO2)削減サービスに活用する目標だ。製造現場やオフィスなど約900カ所に電力センサーなどを設置し、そのデータから仮想空間に工場を再現する。設備の待機電力を減らす対策をシミュレーション(模擬実験)し、その結果を現実の工場の運営に生かす。仮想空間を「実験場」にして効果的なCO2の削減方法を導き出す。

2022/10/21 日本経済新聞 朝刊 16ページ

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