ウォルト・ディズニーは、同社が手掛ける動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の進出国の拡大と深堀に力を入れている。同サービスを開始した2019年から3年弱で106カ国・地域へ展開するものの、17年までに190カ国・地域に進出したネットフリックスと比べ作品数は少ない。国際部門のレベッカ・キャンベル会長は「同じ予算があるならば、脚本の数を追うのではなく、視聴者に響くコンテンツに使う」と話し、「ローカル作品」と呼ぶオリジナル作品の充実化や、ディズニーやマーベル、スター・ウォーズといった同社を代表するブランドを通じた「量より質」の戦略を掲げる。
ディズニー配信、幹部「量より質」北米以外で210作品制作 進出地域をコラボで魅了
2022/09/15 日本経済新聞 朝刊 13ページ 1495文字