テスラEV「モデル3」広がる価格差

米テスラが電気自動車(EV) 2大市場である米中で同一車種の価格差を広げている。主力の「モデル3」の最廉価グレードについては米国での価格が中国を約7840ドル(約110万円)上回るようになった。歴史的なインフレに伴う原材料価格などの上昇を受け、テスラは米国ではモデル3の最廉価グレードを過去1年半で24%値上げした。EVの普及により「つくればつくるだけ売れる時代」は過去のものになりつつある。ブランド力に頼る販売戦略は今後、練り直しを迫られる可能性がある。

2022/10/4 日本経済新聞 朝刊 15ページ

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